('A`)「もう一度言うぞ? 俺は、お前が、嫌いです」
(*^ω^)「もう、ドクオったらつれないお……そういうところも好きだお?」
こてん、と首を傾げるブーンに怖気が走る。気持ちの悪いものを見た。
絡み酒とは恐ろしい。それが男であるのならもっと恐ろしい。ブーンとなれば最恐だ。
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回覧注意(エロ的な意味とグロ的な意味で)
それは夏の匂いが徐々に近づきを見せた6月の頃でした。
( ^ω^)「うはwwwガオンうざすwww」
(,,゚Д゚)「面白いかホライゾン?」
( ^ω^)「うん、面白いお!なんたってドラクエⅣだもん!」
(,,゚Д゚)「そうか、そうか……喜んでくれたなら父さん嬉しいよ」
その日、お父さんは珍しく家に帰ってきてお土産にドラクエⅣを買ってきてくれました。
僕はとても喜びました。 でも、お父さんはどこか悲しそうに笑っていました。
巨大な功績を打ち立てる。
それは、何にだって適用されると思う。
例えるなら仕事とか、勉強とか――愛とか。
しかしながら、現実は難しい。
ζ(゚ー゚*ζ「……気持ちを大事にしなければならないってぇ……なんなのー?」
「……君がすること全てが、それを物語ってるよ」
ζ(´ー`*ζ「意味わかんなぁいこといわないでー…」
ζ(´o`*ζ「あふぅ…ねむたい…」
「君は本当に……今も昔も、自由だね」
ζ(´~`*ζ「いやん。褒めてもなにもでないよー」
(褒めてない……)
───なんて……こんな他愛もない会話が、彼女との最後だなんて……あぁうーん……何となく、わかっていたのかも。
ζ(゚ー゚*ζは恋は多くて当たり前、なようです
プロローグ
目の前にあるのは、ドイツ軍カラーのJu87急降下爆撃機。
そして、それに乗り込もうとするのは、
(#'A`)「ブーン!さっさと来い!出るぞ!」
(#^ω^)「ま、まってくださいお!まだ怪我が完全に……」
左に義足をつけ、体全体に包帯やら男が、もう一人の男を引っ張っている。
まそその引っ張られている男も、体中に包帯やらガーゼやらがまるでミイラのごとく巻きつけられていて、所々血が滲んでいる。
が、義足の男はそんなことはお構いなしに包帯男を引っ張ってJu87へと乗り込む。
(#'A`)「目の前に敵がいるんだ!これをぶっこわさねーといけねーだろうが!」
(#^ω^)「その前に怪我を治すことが先だお!」
(#'A`)「知るか!」
それでも手際よく搭乗準備を終えると、整備兵が口を開くよりも早く滑走路に行き、軍医が彼らの存在が消えているのに気づくより早く、彼らは空中へと飛び立った。
ここはVIP村。どんなとこか・・・一言で言うとド田舎である
例によって若者はどんどん出て行ってしまい、年寄りしか居なくなる
川д川「今日もお爺ちゃんのお世話にいくかな」
川д川。この話の主人公である。お爺ちゃん・・・と行っても自分の肉親ではなく、赤の他人である
自分しか世話出来る人が居ないと思い、毎日世話に行っているのだ
ま、世話と言っても食事を作る、簡単な掃除をする、話をする。程度だが
(-_-)「いつも悪いね・・・。あんただって大変だろうに。」
川д川「別に構わないわ。私も好きでやってるだけだから」
(-_-)「ホントワシに天国に行ったカミサンが居なかったら結婚したいくらいじゃ。」
川д川「www」
他愛の無い会話をしながら、貞子はお爺ちゃんのお昼ご飯を作っていた
僕は彼女が大好きだった。
ちょっと照れ屋で気が強く、だがとても優しい彼女が。
僕はずっとずっと、彼女と一緒にいたいと思ってた。
⊂二二二( ^ω^)二⊃「ブーンwwwwwwwww」
その日、僕は夢見心地で有頂天だった。
思わず彼女とのデートの待ち合わせ場所に、六時間も早く来てしまって、
そしてあまりにもすることがないので、自分の中に満ちている喜びを身体で表現すべく、
ご機嫌なまま「ブーン」していた。
ξ゚⊿゚)ξ「……なにやってんの?」
六時間ほど経って――丁度、待ち合わせの予定時刻だ――彼女ツンが怪訝な表情を浮かべながらやってきた。
恐らく、僕が歓喜のあまりやっていたその行為の意味自体がよくわからないのだろう。
( ^ω^)「おっおwwwブーンしてるんだおwww楽しいからツンもやってみるといいおwww」
ξ゚ー゚)ξ「なによそれwww」
僕の返答にツンは笑った。彼女から見て僕は相当に可笑しかった様だ。
僕は彼女を笑わせることが出来たことにより、さらに嬉しくなった。
( ^ω^)「……ツン?」
起きたらもう、時刻は朝の9時を回ったところだった。僕の横、ベッドに横たわるツン。
僕の愛するツン。嗚呼、なんて美しい。
透き通るような青白い肌。綺麗で、まるで金糸のような頭髪。
僕は、彼女の全てが好き。
( ^ω^)は巻き戻すようです。
・・・?
( ^ω^)「可笑しいお……」
何かが可笑しい。
なんだ?
なんなんだ?
どこが可笑しいんだろう?
( ^ω^)「……ツンが、動かない?」
そうだ、それだ
僕の名前を呼んでくれない。僕に喋りかけてくれない。
僕に触ってくれない。
可笑しい、可笑しいよ。ねえ、ツン。
……ツン?
熱気が容赦なく俺から水分を奪い続ける。何処までも続く砂地が俺の心に絶望を与える。
砂漠――俺はただひたすらに、迷いなく、純粋な程にただ真っ直ぐ、走る。
身体の疲労は既に限界に近づいている。なのに、何故俺はまだ走らねばならないのか。