('A`)「……」
あ。ドクオです
いや、どっくんです
('A`)「……」
こんな顔ですけど
('A`)「……」
('A`*)「……」
ぼく、
女の子なんです
('A`)「……なんてね」
チューハイなんか飲んでるとー自分が女の子になる妄想思考まっしぐらなんだがこれいかに。
('A`)「……」
いまにもぶっ壊れそうなボロアパートに住む俺。部屋は驚くべきたったの3畳。部屋の隅にはキノコ生えてるよ。超うめぇwwww
('A`)「……」
酒。酒飲むぞ。
('A`)「フヒ……フヒヒッ!」
('A`)"「グビリグビリグビリグビリグビリグビリグビリグビリ」
味わって飲む?なにそれ美味しいの?我は飲むこそが幸せなりーってな。フヒヒ。
('A`)「……ぷは」
('A`)「………」
ボロアパートのボロ部屋から見る都会の景色。うん、すぐそこはビルの壁だよ?うわー!綺麗な壁だなー!
('A`)「……あ、この壁の汚れ新参だな」
伸ばした指先で、よごれの縁をそっとさする。
('A`)「……よごれ指についちゃった…」
('A`人)フキフキ
手を洗ったんだ。顔に尻ができたわけじゃないんだぜ。
('A`)(ごめんな新参……これからは色々…肩身が狭いだろうけど…)
('∀`)「ファイトだぜ!」
('∀`)「……」
('A`)「…」
('A`)「……グビリ」
今日は新参と仲良く酒を飲むことにした。
('A`)「……ぷはー」
新参と仲良く語り合った後、何気なく空を見上げる。
('A`)「あ……月…」
ボロアパートの屋根とビルの壁の間から、まあるい月が覗いてた。
('A`)「………」
そこからの月は、なんか真っ黒な空から切り取られかたかのように見えて、白く淡い光を独り占めしてるみたいで。
('A`)「……きれい、だ」
('A`)「………」
明日はどうしよう。また、酒を飲もうか。
('A`)「……いや、実はそんな飲めないし…」
だったら───うん、そういうことは明日考えよう。
('A`)「……ん」
さて、そろそろ夏がやってくるのかな。
('A`)「………」
('A`)「乾杯」
新参、俺も頑張るよ。
おわり
お題
・季節外れの月見酒
タイトルがなかったのでそれっぽいのをこちらでつけました
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