回覧注意(エロ的な意味で)
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ずっと、そうだったんだ。
从 ゚∀从『ドクオ、置いてくぞ!!』
昔から、いつも君は僕の前にいて。
(;'A`)『ま、待ってよ、ハインちゃん!!』
僕はいつも、君を追いかけていたんだ。
ずっとずっと。
僕は諦めていたんだ。
元気で、明るい君の横に、僕は並べないと決めつけて。
僕の前を行く君に追いつくことは、出来ないって。
だけど。
途中から、僕は気付いていた筈なんだ。
少しくらい勇気を出せば、君の横に並べるって事。
君と一緒に歩けるって事。
”あの日”も、そう。
僕は、君に追いつこうとしなかったから。
从#゚∀从『黙れ、カス野郎!!』
(#'A`)『わかった。もう解ったよ!! ハインとは絶交だ!!』
从#゚∀从『ああ! こっちこそあばよ、くそったれ!!』
些細な、本当に何でもない行き違いから君と離れて。
('A`)『……僕が悪かったな』
('A`)『謝らなきゃ』
頭を冷やした後で、自分の愚かさと、君の大事さに気付いて。
(;'A`)『ハイン、まだ家に帰ってないって……』
(;'A`)『さ、探さなきゃ。何かに巻き込まれているのかも……』
そして、君を見失って。
そのまま、僕が追いかけていた”ハインちゃん”を、永遠に見失った。
(;'A`)『……』
从 ;Д从『ごめん……ごめんよう……』
”あの日”の夜に、僕が君を再び見つけたとき。
君は、「元気」も「明るさ」も、何もかも無茶苦茶に剥ぎ取られていて。
明るくて、ちょっぴり乱暴で、
そして僕が追いかけていた”ハインちゃん”じゃなくなっていた。
君は弱くて、泣きながらごめんと謝るばかり。
僕は、君のボロボロになった服から、目をそらすことも出来ずに。
(;'A`)『何言ってるんだよ……』
(;A;)『謝るのはこっちだよおおおおおおおお!!』
哭いた。
自分の弱さに。自分の不甲斐なさ、情けなさに。
そして自分の、卑怯さに。
僕は変わってしまった。
君と一緒に、”あの日”から。
泣き続ける君と一緒に歩いていた。
もう、追いかけることは出来ない。
君を支えて、帰り道を歩く。
从 ; -从『ごめんな……ごめんな……』
(;A;)『……』
謝る君に、何にも言えずに。
自分の汚さをかみしめながら。
僕たちの歩みは、”あの日”に止まってしまった。
僕、いや”俺”は……。
* * *
* * *
あいつとは、ずっと幼なじみ。
思春期になって、互いに異性だって意識するようになっても、
俺とあいつは一緒にいた。
从 ゚∀从『ドクオ、置いてくぞ!!』
(;'A`)『ま、待ってよ、ハインちゃん!!』
どこにでもいそうな、若くてバカな男と女。
そんな言葉が一番俺たちに似合ってたかな。
で、仲良かったんだ。
喧嘩なんて滅多にしなかった。
どんな事でも、どっちかが先に謝って、喧嘩になることはなかったから。
例え喧嘩になったって、夕方には仲直りをしてたから。
……。
今でも、なんで”あの日”だけがいつもと違ったのかと後悔する。
いつもとほとんど変わらなかった日。
たまたま俺が、少しイライラしていただけの。
でもそれが、何よりの致命傷だった。
从#゚∀从『黙れ、カス野郎!!』
(#'A`)『わかった。もう解ったよ!! ハインとは絶交だ!!』
从#゚∀从『ああ! こっちこそあばよ、くそったれ!!』
初めて出会ってから、したこともなかったような大喧嘩。
きっかけは憶えてないけど、本当に何でもないような事だった筈なんだ。
それから、あいつを置いて、一人で歩き出して。
『よし、捕まえた』
从;゚∀从『おい、やめろ、離せ!!』
『早く、人が見てないうちに車に!』
『うお、処女じゃん! すっげー』
『え、マジで? ラッキーじゃん』
『うわ、もう出したよこいつ!!』
『くぅっ……ふぅ、そんだけスゲーんだわ、こいつのまんこ』
『次俺やらしてくれよ!』
从 ;Д从『ひ、や、やめてぇ!! やだ、やだやだやだぁ!!』
『うわ、また出されてる』
『なんかよがってない、あいつ。チョー引くんだけど』
『むしろあいつこうされるの期待してたんじゃね?』
『ねえ、そういえばなんであいつこんなことになったんだっけ?』
『たしかこいつがセフレに頼んでシメてもらったんだよね。でもなんでこんな事したの?』
『えー、特に理由ないなー。強いて言うなら、なんかいつも男とつるんでて
すっげーうざったかったし、私を不快にさせた罰、みたいな?』
『えーマジうけるーwwwww』
(#;A;)『あああああああああああああああああああ!!』
夜、吠えながら泣いたあいつを見るまでの俺の記憶は、
ぽっかりと抜け落ちている。
俺は、もう足腰が立たなくなっていたみたいだ。
それと同時に、気付いた。
俺はすっかり弱くなってるって。
俺はもう前の自分じゃないって。
あいつの涙と、自分の心を覗いたとき。
俺は悟った。
もう、あいつと今までの関係で居るのは無理だって。
あいつと一緒に歩んできた道は、ここで終わりだって。
俺は……。
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六月にしては珍しく、煌々と満月が輝く夜。
ある家の、月の光が差しこむ部屋のベッドの上に、
共に15,6歳程の、タレ目の少年と外ハネの少女が身を寄せ合って横になっていた。
少年は不安げな表情を、少女は辛そうな表情を浮かべて、静かに寝息を立てている。
从 ; -从「ぅ……ゃ、ゃぁ……」
突然、少女が苦しげに声を上げる。
(;'A`)「ハイン、ハイン!」
从 ;Д从「う、あ……?」
少年は飛び起き、そして喘ぐ少女を起こし、
(;'A`)「大丈夫? うなされてたよ、大丈夫?」
从 ; -从「どく、お……?」
(;'A`)「ああ、俺だよ。どうしたの、怖い夢見たの?」
優しく、語りかけるようにそう言って、ぎゅっと少女の手を握る。
从 ; -从「また……あの時の夢だった。
俺……あの時みたいに……」
(;'A`)「あ、いいよ! そのことは言わないでいいよ。
その代わり、俺の前でなら思いっきり泣いてもいいから、俺はここにいるから!!」
少年のその言葉を聞いた少女は、
从 ; ー从「うん……信じていいよな……?」
と、少しだけ口元を緩めて、そして
从 ; -从「じゃあ……もう少し、泣かせてくれ」
(;'A`)「うん、いいよ」
少年の胸にすがり、大粒の涙を次々と落とした。
从 ;Д从「う……ぁぁぁ……ぇっ……」
(;'A`)「ハイン……」
少年は、少女の手から自分の手を離し、
自らの胸で震える少女の頭をしっかりと抱きしめた。
一体どれほどの時間が経ったのだろうか。
从 ゚ -从「ドクオ……」
('A`)「な」
少年は、涙を止めた少女の問いかけに、「な」としか言えなかった。
从 - ー从「んっ……」
少年が何かを言い終わらない内に、少女が少年の唇に自らの唇を重ねたからだ。
少年の垂れ下がった目が見開かれる。
それは、ほんの一秒にも満たない時間でも、或いは一時間以上も続いていたのかも知れない。
(;'A`)「ハイン……」
从 ゚ -从「ドクオ……」
2人は無言で見つめ合い、そのまま時が流れていく。
やがて、少女がゆっくりと口を開いた。
从*//-从「俺を抱け。
さっきの夢が怖くて、眠れないんだ……」
そこから、更にほんの少しだけ時間は進む。
2人は着ていた寝間着、下着を全て脱ぎ、
お互いの顔をベッドの上で向かい合わせていた。
从 ゚ -从「ドクオ……」
大きめの胸に、まだ毛がうっすらとしか生えていない秘所。
弱い月光に照らされた、少女の純白の身体は
それだけならこれ以上ないほど扇情的だろう。
だが、少し俯く少女の体には、幾つもの傷跡が残されていた。
それも、引っ掻かれたような痕、何かで刺されたような痕など、
人にやられたとしか思えない傷ばかりが。
最も痛々しいのは、少女の手首についた幾筋もの細い痕だ。
その傷の意味するところは、2人ともよく解っている。
从 ゚ -从「ごめんな、こんな体で……」
少女はまた、泣きそうな顔になった。
('A`)「ハインが謝る事じゃないよ」
だが、少年は少しも顔色を変えずに応えた。
('A`)「ハインはどんな体でも、ハインであることに変わりはないんだよ。
ハインがたとえどんなになっても、俺のハインに対する気持ちなんて変わるもんか。
なぜなら俺は」
それから、今度は少し顔を赤くして、
(*'A`)「……ハインのこと、愛してるから」
そっと、何の臆面もなく言い放った。
その言葉には微塵の同情や蔑みもなく、
ただただ少年の言ったことがそのまま真実として少女に伝わった。
从*゚ -从「……」
少女はそれを聞いて、嬉しさと恥ずかしさとが混ざったような表情を作り、
先刻よりもかなり激しく、少年の唇に自分の唇を押し当てた。
実際にその部屋は無音なのかも知れない。
暑いからと、少しだけ開けた窓から入る風が、
おざなりに束ねられたカーテンを揺らす意外には、その部屋では何も動いていないのかも知れない。
だが、ベッドの上で抱き合う2人は、互いの心音、舌のこすれる音を
はっきりと聞き取っていた。
お互いがお互いの舌を貪るように、そのねっとりとしたキスは長く続いた。
从*゚ -从「ぷぁっ」
流石に苦しくなったのか、長く続いたキスが終わる。
同時に、少年は少女の上にのしかかり、少女のかなり大きめの胸に顔を埋めた。
从*゚ -从「……ばか」
少女の顔が熱を帯び、赤くなる。
それから、少女の右胸のふくらみ、その一番上の突起を口に含んだ。
从*//-从「んっ」
少女の口から声が漏れる。
少年はその微かな声を聞き逃さなかった。
从*///从「ひゃっ!?」
少年の手が少女の左の胸に伸びる。そして、少年が舌を使うのと同じように
胸の頂上の突起を弄くる。
少年の指と舌では、少女の乳首が段々と固くなっていく様子が感じ取れた。
从*///从「も、もっと……もっと、激しくしろ……」
(*'A`)「うん、わかった」
少年は口を少女の右乳首から離し、代わりに今まで遊ばせておいたもう一方の手で、
右乳首を弄くり始める。
抓る、押す、胸全体を揉み、こねくり回し、そしてまた舌で舐める。
从*///从「ひ、にゃ、ひゃふぅ!」
少年が指や舌を動かすたび、甘い声が部屋に響く。
从*///从「う、にゃぁぁぁ!」
やがて少女が一際大きな声を出し、体を痙攣させる。
息が荒くなり、全身の力がどんどん抜けていく。
(*'A`)「ハイン、やっぱりおっぱい弱いんだね」
从*///从「はぁ……はぁ……」
全身を弛緩させ、ベッドに横たわる少女の返事はない。
表情がとろけたように緩み、肩で大きく息をしている。
(*'A`)「……」
少年は少女の紅潮しきった頬にキスをして、
少女のしっとりと湿った短髪を優しく撫でた。
====================
あの日から何週間か経った頃。
経緯は忘れたけど、俺はハインと一緒に暮らすことになった。
从 ゚ -从「……」
あの日から高校にも行かず、部屋に引きこもっていて、
俺も会うことができなかったハインは。
ずいぶんと痩せて、細くなっていた。
そして、腕や首に生々しい傷跡がたくさん付いていた。
('A`)「……」
俺は、そんなハインを見て、
その細い体を、ぎゅっと抱きしめることしか出来なかった。
* * *
* * *
あの日から何週間か経った頃。
経緯は忘れたけど、俺はドクオと一緒に暮らすことになった。
从 ゚ -从「……」
あの日以来、会っていなかったあいつは、
細くなった俺とは違い、少しだけ大きくなっていた。
('A`)「……」
不意に、あいつに抱きしめられた。
あいつの腕は、思っていたより太くて、逞しかった。
从 ; -从「……」
何故か、涙がでた。
俺は、あいつの胸にすがり、泣き続けた。
* * *
* * *
でも。
その日は確かに、2人にとって特別な日になった。
その日から、2人はじっとしていることを止めたんだ。
いや、正確には……。
* * *
* * *
一日目、俺はハインの自殺を止めた。
一日目、俺はあいつに自殺を止められた。
そんなことは想定内だった自分たちの運命を、呪った。
四日目、俺はハインを殴った。理由は今でも憶えている。それから、泣いた。
四日目、俺はあいつに殴られた。理由はもう憶えていない。そのあと、泣いた。
自分が、嫌になって。
十日目、ハインが俺に謝ってきた。悲しかった。
十日目、あいつが俺に謝ってきた。悲しかった。
悪かったのは、自分なのに。
二十三日目、俺はハインに謝った。今度は、悲しくなかった。
二十三日目、俺はあいつに謝った。今度は、悲しくなかった。
お互いを、認められたから。
三十九日目、俺はハインと初めて交わった。
三十九日目、俺はあいつと初めて交わった。
ハインは少し泣いていたが、その涙が何だったのかは俺にはちょっと解らない。
俺は少し泣いたが、その理由は絶対に言うもんか。言ってやるもんか。
この時、あの日から初めて、俺たちは互いに心から素直になれた気がする。
四十五日目。
ハインが、笑った。
俺が、笑えた。
理由は、とても下らないことだったのかもしれない。でも、確かに、
ハインに、笑顔が戻ったんだ。
俺に、笑顔が戻ったんだ。
そして……。
====================
部屋に差す月光が傾いてきた頃。
从*゚∀从「ドクオ、早く挿れろよ」
ベッドに仰向けになった少女は自らの股を開き、割れ目を広げる。
その表情には、最早悲しみだとか辛さだとかいった負の側面は含まれていなかった。
(*'A`)「じゃ……行くよ」
少年は少女に馬乗りになって、、
少女の割れ目に自らの肥大した固いモノをあてがい、思い切り突いた。
ぬるりとした感触が少年のモノに伝わり、
小さな水音が聞こえる。
从*"∀从「ひゃうんっ!」
少女が嬌声をあげた。
(*'A`)「動かすよ!」
少年の腰がピストン運動を開始する。
从*//∀从「ひ、は、ひゃぁ!」
少女の膣と少年のモノが擦れあい、双方にこれ以上ないほどの快楽をもたらす。
少年の腰の動きに合わせて、少女も自らの体を動かしだした。
それと共に、2人の結合部から発される水音も次第に大きくなる。
(*'A`)「くぅ、お、ハイン、気持ちいいか?」
从*//∀从「ど、くおぅ……いい……いいよぉ!!」
それを聞いた少年は、更に腰を振る速度を上げる。
少女は少年の首に手を回し、
从*//∀从「こっち、あ、こっち向いて、あひぁぁ!」
喘ぎながら、少年の顔を抱き寄せ、キスをした。
響く水音、ベッドの軋む音、2人の息、妖艶な声。
膣と肉棒、肌と肌の擦れる感触。
互いの月光に映し出された淫靡な姿、扇情的な顔。
布団は2人の汗、分泌液でグショグショになり、
2人の体はどんどん熱く、敏感になる。
(*'A`)「ハイン、好きだよ!」
从*//∀从「俺、も、やあ、だ、大好きぃ!」
少年と少女の腰の動きは、どんどん激しくなっていく。
(*'A`)「あ、う、やば、逝くかも……」
从*//∀从「はっ、うぅ、ドクオ、俺も、い、あ、逝きそう!!」
少年の腰の動きが荒くなり、少女の目もとろんとしてきている。
お互いに限界が近づいてきていることは、2人とも気付いているようだ。
从*//∀从「ドクオ、一緒に、ひぁ、一緒にいこ?」
(*'A`)「う、ん」
そして。
从*//∀从「い、いく! いく、ひゃああああああ!!」
(*'A`)「う゛ぉあ、で、出るぅ!!」
2人同時に、体が強くびくんと痙攣した。
少女が、今までで一番大きな、それでいて最も淫らな声を出す。
少年が、腰を強く突き出して、そのまま停止する。
びくんびくんと、少女の膣が少年のモノを締め付ける。
そして、少年のモノの先から白い液体が勢いよく出て、少女の中を満たしていく。
从*//∀从「あふっ……にゃぁぁ……」
(*'A`)「はぁっ……っ、はぁっ………」
快楽と充足感、安心感が一体となって2人を包み込む。
行為の余韻に浸りながら、2人はまたお互いの体を抱きしめ合った。
从*//∀从「ドクオ……大好き……」
(*'A`)「俺もだよ……ハイン……」
そのまま、ごろんとベッドに転がる。
いつの間にか、2人は手をつないでいた。
====================
君が笑ったその日から、
君の体重は元に戻っていったし、君の自傷行為も完全に無くなった。
君の笑う回数も増えて行く中、俺は、
これから君と一緒に生きる希望を持った。
前みたいに君を追いかけるんじゃなくて、
君と並んで、それで君を護りながら、時には護られながら生きていく。
もう、君を見失わないように。
もう、君を悲しみの底に落とさないように。
* * *
* * *
俺が笑ったその日から、
俺の心は軽くなった。
俺は、あいつと一緒に暮らしてきて、あいつの優しさに触れて。
前みたいに明るくなれそうな気がしてきた。
別に弱いままでも構わない。完全に前と同じ風に戻れなくても構わない。
ただ、あいつと一緒に暮らすのには、明るい方が楽しいと思ったから。
ああ、あいつと離れたくねえなぁ。
ずっと、一緒に居たいなぁ。
* * *
* * *
僕は君の側にいて、君が泣き出したり、
苦しんだりしたときは、きっと抱きしめてあげよう。
俺はお前の側にいて、お前が辛かったり、
心を痛めたりしたときは、できるかぎり明るく振る舞ってやろう。
それで、支え合いながら、一緒に生きて行けたらなぁ。
それで、笑い合いながら、一緒に生きて行けたらなぁ。
('A`)「だって、僕は……」
从 ゚∀从「だって、俺は……」
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満月が西の空に没し、次第に東の空が明るくなる頃。
('A`)「ふぁ……」
从 -∀从「むにゃ……」
全裸で、抱き合いながら同じ布団をかぶる少年と少女は、
同時に眠たげな声を発した。
(*'A`)「あ……ハイン……」
从*゚∀从「ん……ドクオ……」
そして、互いの姿を認めると同時に、互いの名を静かに呼ぶ。
(*'A`)「寒くない?」
从*゚∀从「ちょっと寒い」
少女の声に少年は抱擁で応える。
行為の後、風呂場で互いに洗い清めた、
さらりとした質感の、温かい素肌が触れあい、
その感触に2人はまた口元をほころばす。
从*゚∀从「温かいなぁ……」
(*'A`)「そう、よかった」
互いの腕が、互いの背中に。
互いの顔が、互いの顔の正面に。
固く抱擁しあう少年と少女は、
暫く見つめ合ったあと軽くキスをして、
(*'A`)「ハイン……」
从*゚∀从「ドクオ……」
名を呼び合い、少し間をあけて。
そして、夜にもそうしたように、同じ言葉を一緒に言う。
2人の間の、真実となっている言葉を。
从*゚∀从『大好きだよ』('A`*)
おしまい
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